パナソニック NA-LX113DL(LXシリーズ・洗濯11kg)が「うちに置けるか」を、施工説明書の転記だけで購入前に照合する記事です。
結論:幅604mmの本体に、内寸幅590mm以上のパンが要る
| 確認する寸法(測る場所) | この機種の必要値(メーカー公表) | 足りないとき |
|---|---|---|
| 防水パンの内寸(内側の幅・奥行) | 幅590mm以上・奥行540mm以上 | かさ上げ台で解決の余地 |
| 蛇口の高さ(床から吐水口まで) | 1,370mm以上(低い場合は別売部品) | 壁ピタ水栓で解決の余地 |
| 搬入経路の最小幅(玄関・廊下・階段) | 宅内710mm以上・共用部751mm以上 | 解決部品なし。吊り搬入は要相談 |
| 扉の開きしろ(前方スペース) | ドア開放1,225mm以上 | 左開き/右開きの選択で解決の余地 |
出典: パナソニック『施工説明書 NA-LX113D ほか』・公式「設置スペースの確認」(2026年7月参照)
この機種で見落としやすいのはここです。本体幅は604mmですが、パナソニックが求める防水パンの内寸幅は590mm以上。数値だけ見ると本体のほうが広く感じますが、防水パンは縁の内側で測るため、外寸640mm角のパンでも内寸が590mmを下回る製品があります。その場合は公表条件に届きません。
4つの寸法の測り方とメーカー公表値
- 防水パンの内寸:縁の内側(立ち上がりの内側)を測ります。外寸ではありません
- 蛇口の高さ:床から吐水口の下端まで
- 搬入経路の最小幅:玄関・廊下・階段・曲がり角・洗面所入口のうち、いちばん狭い所
- 扉の開きしろ:本体の前面に必要な空きスペース
防水フロアー(防水パン)の内寸
外枠ではなく、縁の内側(フランジの内側)の幅と奥行を測ります。ここの取り違えが最も多い失敗です。
| 項目 | 公表値 |
|---|---|
| 防水フロアーの内寸(幅) | 590mm以上 |
| 防水フロアーの内寸(奥行) | 540mm以上 |
| 本体寸法 | 幅604×奥行722×高さ1,011mm |
| 質量 | 約77kg |
蛇口の高さ
床から蛇口の吐水口の下端までを測ります。施工説明書では、蛇口の高さが1,370mm以上あればそのまま接続でき、それより低い場合は別売部品(壁ピタ水栓など)が必要になるとされています。
搬入経路の最小幅
玄関・廊下・曲がり角・階段の、いちばん狭い所を測ります。パナソニックの公式ページは通路幅の目安として宅内710mm以上、マンション共用部751mm以上を挙げています。
扉の開きしろ
ドラム式は扉が手前に大きく開きます。施工説明書にはドア開放時に1,225mm以上の前方スペースと、ドアと壁の距離に注意する記載があります。左開き・右開きの選択で壁との位置関係が変わります。
引っかかりやすい3点は、部品で解決できる場合がある
- 蛇口が低い: パナソニック純正の壁ピタ水栓 CB-L6(楽天ビック 6,140円・★4.77/30件)で接続位置を上へずらせるとされています。取り付けには水栓交換の工事が必要で、すべての蛇口に付くわけではないため、適合条件は製品ページで確認してください
- 防水パンと干渉する: かさ上げ台のふんばるマン OP-SG600(電材ドットコム 2,046円・★4.61/2,988件)に解決の余地があります。使用可否は設置業者に相談してください
- 扉が壁に当たる: 左開き・右開きの選択で解決の余地があります
同シリーズの上位機と比べる
| 型番 | 幅×奥行(メーカー公表) | 洗濯容量 |
|---|---|---|
| NA-LX113DL(この記事) | 604×722mm | 11kg |
| NA-LX129D | 639×722mm | 12kg(照合記事) |
NA-LX113DLは上位のNA-LX129Dより本体幅が35mm小さく、開口が厳しい家でも収まりやすい一方、容量は11kgに下がります。防水パン側から絞りたい方は640mm角の防水パンの照合記事もどうぞ。
買うとき:配送設置の扱いを店舗ページで確認する
冒頭のカードの出品(XPRICE 200,500円・★4.5/2件)は、商品名に設置費込みの明示がありません。大型商品のため、配送設置・旧機引き取り・リサイクル料の扱いを注文前に必ず店舗ページで確認してください。
本記事の寸法はすべてパナソニックの施工説明書・公式資料(2026年7月参照)からの転記です。価格・レビューは2026年7月20日時点の楽天API取得値で、実機レビューではありません。最終的な設置可否は、購入前にメーカーの事前チェックリスト・設置シミュレータまたは販売店への設置状況の事前相談で確認してください。